戦闘中
これから説明する項目は戦闘中に意識すると良いことです。それぞれ5段階で難易度を示しているので、初めは難易度の低いものから取り組んでみましょう。
局所的な撃ち合いの勝敗を予測する。
難易度
一番分かりやすい例は数的優位が勝つ、という予測ですね。もちろんその時の総HPやプレイヤースキル、戦車の組み合わせによって予測することはより複雑になってきますが、「こうなるであろう」という仮説を立てた上で自身の動きを考えていれば、より勝利に近づくことができるでしょう。
意図をもって前線を作る。
難易度
前線とはお互いの撃ち合いが拮抗したまま一定時間保っているときの最前線のラインのことです。これにより時間に余裕が生まれ、足の早い戦車による裏取りや、有利な配置にリポジショニングできます。また相手が自陣に一気に流れ込んで着た時に背中を見せて逃げてしまうと、一気に負け色濃厚になってしまう場面もあります。自分の戦車がやられてしまうと分かってしまってもそこからどうすれば勝利への可能性を高めることができるのかを考えて、最後まで粘りましょう。
味方のヘルスを常に把握する。
難易度
7対7のこのゲームでは局所的に数的優位を作ることで圧倒的な試合展開を見せることができます。ですので時にはリスクを追って味方車両を守る、または敵車両を撃破しに行く判断が必要になる場合があります。守る場合も攻める場合も、自車両はもちろん、味方のヘルスも把握することで突撃や撤退、維持などの判断をなるべく早くできるようにしましょう。
味方のヘルスの削られ具合から敵の位置をある程度予測する。
難易度
敵の車両がすべて把握できていない場合であっても、マップに関する知識や味方の動きから相手の位置取りを予測できるようになります。味方が攻撃を食らうということは、基本的にスポットされ、斜線が通っており、また同時に複数の攻撃をもらった場合は敵が複数いる、もしくはオートローダー車両が発砲していることが分かります。
ヘルス = 時間 の考え方を持つ。
難易度
これはどういう事かというと、1 対 1で戦う場合は時間の経過と共に互いのヘルスを消耗することが安易に想像できます。しかし 5 対 1の場合は5両のヘルスはほとんど削られることなく相手を撃破する可能性が高いです。このような数的優位の場面に置いて時間をかけてしまえば、それだけ味方チームのヘルスが削られる可能性が高まります。なぜなら、「時間をかける=相手に装填時間を与える」ことになるからです。逆に数的不利の場面では時間をかけることで発砲回数が増えるので相手チームのヘルスを削ることができます。
スポットされるタイミングをある程度把握する。
難易度
熟練者であれば、マップによってスポットされやすいポジションやルートを把握しているはずです。初心者の場合は、マップの知識が十分でなく、スポットされるかもしれないという危機感がありませんがそんな初心者を熟練者たちは常に待ち構えています。どのタイミングでスポットされるかが分かっていれば、射撃のために身を乗り出す絶好のタイミングがいつなのか知ることができます。
ミニマップ(敵味方の動き)を見る。
難易度
数的優位・数的不利がゲームを大きく動かします。また強いポジションに味方プレイヤーがいることが分かれば、その付近では優位な戦況を作り出すことが予測できます。逃げている敵の動きや裏取りにいく味方の動きなど、あらゆる情報がミニマップに映し出されています。
特に意識してもらいたいのは、”味方チームの視認範囲”です。味方車両の配置から、ミニマップ上において味方プレイヤーがどこからどこまでの範囲を見えているかを確認してください。もちろんマップによって遮蔽物などで見えない箇所はありますが、おおよその予測はできます。チームとしての意識を持つことができればトーナメントで指揮官の才能があるかもしれません。
味方のスキルは信じず、車両性能のみを信じる。
難易度
これは1つはそういうメンタリティを持つという意味です。味方のスキルは自分では変えられません。味方に要求することを辞めて、自分ができる精一杯のプレイをしましょう。
またもう1つは最悪の自体を想定しておくということです。急にAFKになる可能性や運悪くすべての射撃が無効になることだって、時には弾薬庫がやられてしまうことも。そういったリスクもすべて含めた上で、勝利のために何をすべきか考えましょう。
引き際を判断する。
難易度
これはダメージディーラーが大の得意としているスキルです。自車両が破壊されてしまい敗北が濃厚になる前に、ゲームを立て直すタイミングをうかがいましょう。HPが多い時には対して気にしていなかった1発のダメージが後々効いてくることがあります。勇気ある撤退をして無駄な被弾は避けましょう。
敵・味方の主砲や車体の動きから次の行動を予測する。
難易度
被弾した味方は、弾が飛んできた方向を見る可能性が非常に高いです。どの敵が発砲したかが分かれば、次の装填までの時間は射線を気にすることなく自由に動くことができますね。
誰がいつ発砲したのか、という情報をありとあらゆる要素から特定しましょう。
早い段階で試合の流れを読む。
難易度
味方の動きや車両数などから次の展開を予想しましょう。敵チームで終盤まで生き残るであろう戦車を予想し、その中で一番厄介になりそうな車両にフォーカスしておきましょう。どんな場面でも試合を動かすキーとなる戦車が存在します。
勝つはずの試合で確実に勝つ。
難易度
「勝つはずの試合では負けた」は極力減らしましょう。勝ち筋が見えていることは素晴らしいことですが、それならば必ず勝利を手にするためにより確実性の高い判断をしましょう。
相手のレベルを予測する。
難易度
有名なクランやプレイヤーでなければ、戦闘開始直後には誰がどのようなレベルのプレイヤーなのかは分かりません。しかし、そのいやらしい動きをみれば熟練者だと分かるはずです。相手の良いプレイは吸収しつつ、注意を配りましょう。
逆にBOTや超初心者も動きを見れば一目瞭然です。クロスファイアされる位置で仁王立ちしていたり、基本的なエイムができていなかったり。そのような場合はあえてリスクをとって倒す必要はありません。代わりに大口径砲を食らってしまう可能性だってあります。
諦めない。
難易度
奇跡は起こります。1対4、1対5の場面からでも諦めなければ勝つ可能性はあります。むしろ、相手側は「勝てるだろう」と油断するプレイヤーも多く、人任せになりがちなので、火事場の馬鹿力を発揮しましょう。
そしてこんな状況なときこそ、1つの状況判断で試合が決まります。明確に仮説を立て、優先順位をつけましょう。勝てる見込みがある選択を続けることができれば、試合をキャリーできるでしょう。
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